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Jul 01, 2006

[][]カセクシス カセクシス - suneoHairWax::sociology を含むブックマーク

フロイトの用語で、心的エネルギーのこと。またそれがリビドーとして、対象に供給・備給される過程、またはその程度のこと。対象に「カセクトする」という言い方もする。

パーソンズは『行為の一般理論をめざして』(1951、以下TGTA)において提出される「行為者(主体)‐状況(客体)図式」のなかで、行為者が客体に向かおうとする「志向」をカテゴリー化し、そのなかに「カセクシス的動機志向」を位置づけている。

志向は、まず(1)動機志向と(2)価値志向に分解される。行為者の志向には、欲求充足(=動機志向)と価値へのコミットメント(=価値志向)との二側面が含まれている。

動機志向は、(a)認識的、(b)カセクシス的、(c)評価的志向に分解される。

価値志向は、(a)認識的、(b)鑑賞的、(c)道徳的基準に分解される。

「感情affectとカセクシスcathexisとを区別することは、当面の目的にとって望ましいことである。感情は有機体のある状態――上機嫌euphoriaあるいは精神不安dysphoriaまたはこれらからの質的派生体の状態――を指す。カセクシスという言葉は、感情という言葉よりもより広い意味を持っている。すなわち、それは感情プラス客体である。客体に志向した感情である。それは客体に感情的意味を与えることを含むものである」(TGTA:10)。

なお、この図式から中期パーソンズの「パターン変数」が導かれる。


パターン変数

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